居抜き物件のメリットや魅力的な点

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これから個人でお店を始めるときには、何かと準備が重要になるでしょう。準備をするときには、何を用意したらいいでしょうか。まずは、基本的に初期費用が重要になります。初期費用は個人で行う場合は、フランチャイズなどと比較しても半分以下で済みます。そこに権利にかかる費用などが含まれていないからです。ですが、それでも数百万円がかかると思って間違いないでしょう。そこで、できるだけ初期費用を安くする為には、居抜き物件を利用する方法があります。そもそも居抜き物件とはどのようなものでしょうか。居抜きを利用することで、大幅に初期費用を安くすることができるため、事前にしっかりと勉強をしておく必要があります。メリットや魅力的な部分についても知っておきましょう。

居抜き物件とはいったい何なのかを知ろう

居抜き物件の特徴は、借主にも貸主にもそれぞれメリットがあることです。まず前の借主からすればどのようなメリットがあるでしょうか。前の借主は、退去をするときにスケルトンにしなければなりませんが、居抜きの場合にはわざわざスケルトンにする必要はありません。設備や備品等をそのまま残しておいた状態で退去することが可能になります。これにより、解体費用を大幅に節約することができます。元の借主は、退去費用を支払わずに退去をすることができると言う意味で、とても負担を減らすることになるのです。一方新しい借主は、備品をわざわざ購入する必要がないため、スケルトンにしない場合に比べると、半額以下の費用で済みます。また貸主も、前の借主に対して新しい借主を見つけてから退去することを条件とすれば、空室期間を限りなく減らすことができるでしょう。

そのまま備品を使えることも魅力の1つ

新しい借主としては、設備や備品などをそのまま使えることが魅力になりますが、これは、決して初期費用を安くするだけでなく、すぐに開店をすることができると言うメリットも忘れてはいけません。新規開店の場合には、どうしても時間がかかってしまいます。1ヶ月程度の時間を半月に減らすことができるとすれば、その期間お金を儲けることが可能になるでしょう。ただし、注意をしなければならないことがあります。それは、備品がそのまま使えるとは限らない点です。設備や備品は、自分のお店に合わないものもあるでしょう。その場合には撤去したり捨てる必要があります。もし、借りた段階で必要はなさそうだと思ったものは、事前に前の借主やオーナーに相談をしておくのも良いかもしれません。そのようなことを除けば、便利に借りることができるでしょう。